犬の性質

【不思議!】犬がトイレ前に、ぐるぐる回る仕草、どんな意味があるの?

こんにちは。ウェルワンです。

あなたの愛犬は、排泄時にぐるぐる回る行為をしませんか?必ずみんながする行為ではありませんが、犬の排泄時にその場でくるくる回る行為、とっても不思議に思いますよね。本日は、この行為の謎についてご説明したいと思います。

ぐるぐるの行為は、「磁場」の関係?!

ドイツとプラハの大学の研究者たちが2年間にわたり、70匹の犬を観察し、累計7475回の排便と排尿の向きを研究した実験がありました。そしてこの研究の結果によると、「犬は排泄時に体を南北に向ける傾向があること」「磁場が不安定な時には、この傾向はみられないこと」が分かりました。この調査論文は、科学雑誌「Frontiers in Zoology」に2013年に掲載されています。

それではなぜ、南北に向いて排泄をするのか、ということですが、南北をむいて排泄することによって安心することができるのではないかと考えられておりますが、残念ながら詳しい理由は明らかになっていません。しかし、今回の研究で犬にも「磁場を感じる力がある」ということを発見することができたのが大きな成果でした。

たしかにボク、おしっこの前に無意識にぐるぐる回っていたよ・・・

実は、犬以外でも磁場を感じる力をもっているのが、「伝書バト」でしょう。伝書バトは、頭に磁気コンパスをもっていて、天気の悪い日でも夜でも、正しい方向を見つけることができるのです。その他、イルカ、クジラ、ウミガメや微生物などもセンサーをもっていると知られています。

もう一説は、野生時代の名残・・・?

磁場説と共に、もうひとつの説をご紹介します。犬がまだ人間と暮らす前、草むらで排泄をしていた野生時代のこと。排泄時に草を踏み固めて大事な部分に草が当たらないようにした名残であるとも言われています。また、危険な虫などがいないか調べていた行為だったとも言われております。たしかに、そのように言われてみると、そのような行為の名残である可能性もありますよね。

犬の排泄時のぐるぐるの不思議の「まとめ」

  • 南北を探すために、ぐるぐる回っている(なぜか理由は明らかではないが)
  • 草を踏み固めて、大事な部分に草が当たらないようにするため
  • 危険な虫だといないか⇩調べするため

あなたの愛犬はいかがでしょうか。排泄の時に必ず南北の報告に向いていれば、磁地を察知する力をもっていることになりますね!一度、排泄の時に確認をしてみると面白いかもしれませんね。

人間にも磁場の力があると言われているよ!これがあれば道に迷わないね♪