歯石ケア

【犬の歯磨きガムの与え方】キシリトールには注意!

歯磨きガムを噛む犬

こんにちは。ウェルワンです。本日は犬の歯磨きガムについてお伝えします。歯磨きガムを与えている方も多いと思います。それではみなさん、歯磨きガムにどんな効果があるのか知っていますか?

歯磨きガムの3つの効果

①ガムの成分による口臭予防

口臭

様々な歯磨きガムがあるので、きちんと成分を把握することが大切です。人間の歯磨きガムと違って、犬用のガムは、最終的には、飲み込み、体の中に入れるものです。よって、歯磨きガムの主成分は、牛皮、豚皮、牛すじ、ささみ、チーズ、小魚といった、食べて害のないものです。その中で、「クロロフィル」や「グロビゲン」などの口臭にきくといわれる成分が入っているものがいいといわれています。(成分については、きちんと調べた方がよさそうだと私は思います。)

歯の汚れをガムが引っ付けてとってくれる

歯磨きガム

これは人間のガムの効果と同じですが、人間は自分の意思で噛み続けることができますが、犬はすぐに飲み込んでしまうことが多いです。たくさん噛むことで効果が得られるので、ガムの与え方にもポイントがあります。(後ほど説明します)

ガムを噛むことによって唾液を出し、お口の中を綺麗にしてくれる

唾液

ガムの一番の効果は、唾液を出すことだと思っております。唾液が多ければ多いほどお口の中がキレイな犬が多いと思います。お水をよく飲むこともお口を綺麗に保つポイントの一つです。しかし、この唾液を出す行為も、やはりガムを噛み続けることが重要になります。

ガムの正しい与え方

歯磨きガム

写真のように、犬にガムを与えてそのままにしておくのはあまりオススメしません。前述したとおり、「噛む」行為が大切になるので、長く噛み続けられるように、飼い主さんがガムの端を持ちながら与えるのがオススメです。そうすることで、ガムを噛み続けることができ、唾液もでてくれるからです。

犬にキシリトールガムはいいの?

キシリトール

以前は、キシリトールが含まれたガムを犬にも与えていた時代がありました。しかし、現在の常識では、犬にキシリトールは絶対にNGです。私たちのお客様の中にも、人間のキシリトールガムを留守番中の愛犬が勝手に食べてしまい、そのまま亡くなってしまったという話を聞きました。それくらい、犬にとってはキシリトールは毒になります。拾い食いをする犬であれば、キシリトールガムは絶対に手の届かない場所に置いておきましょう。

ガムより効果のある歯石ケアは?

私たちが考える一番の効果が高いケア用品は「歯ブラシ」です。結局は、人間と同じ方法が一番効果があります。 飼い主様の中には、「うちの子は歯磨きガムを毎日あげてるから歯の事は心配ないわ。」と思われている方がとても多くいらっしゃいます。人間も歯磨きガムを毎日食べていれば、問題ないのでしょうか。答えはNOです。歯磨きガムだけでは、完全に汚れはとれないので、日々の歯ブラシが一番効果的になります。しかし!もちろん、 ガムにも効果はあります。歯磨きガムや、ふりかけ、スプレーなどは、補助用品として使用いただくのがベストだと思っております。

やっぱり歯ブラシでの歯磨きが一番いいんだね!そのあとのご褒美にガムは嬉しいな♪

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