
こんにちは。ウェルワンです。本日は、犬のストレスサインを知っていただき、また、犬の性質についてもご紹介していきます。
人間と犬のストレスの感じ方の違い
犬には「明日のことを考えない」という、なんとも羨ましい性質をもっています。犬は、「将来は絶対立派な犬になるんだ」だとか、 「将来は子供をたくさんつくってにぎやかな家族を作るんだ!」 とは思いませんよね。しかし、人間は未来のことを考えながら生きています。未来を考えることは、良いことでもありますが、ストレスにもつながります。「明日のプレゼン、うまくいかなかったらどうしよう」「明日、交通事故にあったら・・・」人間はこのように考えます。
では、犬のストレスの原理は何なのか。それは「快」と「不快」から成り立ります。要するに、楽しそうだったら近づくし、怖いと思えば、震えたり、二度と行かないようにしたりするということです。
まずは、ボクのストレスサインを紹介するよ♪
サイン①手足を舐め続ける、しっぽを噛む

自分の手足を舐める動作は、強いストレスを感じた時に行う動作です。「怖い音がする」「嫌いな病院に行くとき」などストレスの原因はその犬によって変わってきます。また、気持ちを落ち着かせようとする時にも舐めたりします。その時には「前足」を噛むことが多いです。また、ストレスとは関係なく、手足のケガや病気の可能性もあるのでその場合は、きちんと体を状態をみてあげましょう。
サイン②あくびをする

実は、あくびもストレスのサインなのです。病院など苦手な場所に行った時や知らない人に触られている時、あくびをみかけたら、「やめてほしい」のサインなのです。また、その他には、自分や相手を落ち着かせようとするサインでもあります。単に眠たいだけの場合も、もちろんありますよ。
サイン③ハァハァする

ハァハァする仕草もストレスの一種です。例えば、車が苦手な犬が、車に乗ると必ずハァハァしたり、人キライな犬が、無理やり抱っこされた時などに行います。しかし、この仕草は、嬉しい時にも行うので、犬の表情を見てあげたり、状況で判断しましょう。また、呼吸音がするハァハァは、病気の可能性もあるので注意しましょう。
サイン④肉球が湿っぽくなる

人間は、体全体に汗をかきますが、犬は体には汗はかきません。肉球の裏に汗をかきます。犬にとってストレスを感じた時、肉球の裏が湿っぽくなっていることがあります。これも大切なサインの一つなので覚えておきましょう。
サイン⑤黒目から白目がみえる

上の写真のように、黒目から白目が見えている状態の時には、犬はストレスを感じています。その時犬もとても悲しそうな、苦しそうな表情をしていると思います。その時には、優しく接してあげてくださいね。
サイン⑥マウンティングをする

実は、マウンティング行為もストレス発散行動のひとつでもあります。飼い主さんとのコミュニケーションが不十分な時や、運動欲求がたまっている時にもします。人間にマウンティングをする時は、構ってほしい可能性があります。マウンティングしている時に構ってあげると、マウンティングをしたら構ってもらえると思うので、きちんとやめさせてから、構ってあげるようにしましょう。
その他のストレス行動
- 目や顔をそらす
- 耳を後ろに倒す
- 舌で鼻を舐めたり、口をくちゃくちゃする
- 後ろ足でからだをかく
上記のような行動をしたら、その時の犬の表情や状況をみて解決してあげてくださいね。
ボクは言葉が話せないから、仕草で表すしかないんだ・・・
犬の「快」「不快」を意識したしつけ・練習をする
犬は今を生きています。(=後悔・反省しません)そして犬は、楽しいことが大好きです。褒められることも大好きです。この特性をみるとなんだか子どものようで可愛いですよね。犬の躾は、いかに失敗をさせずに、最初から成功したかのように思わせ、そのうち自発的に成功に導くことが必要です。
例えるなら、子供が大人の自転車の練習をするときのようですね!始めは子どもに補助輪をつけて転倒させないよう、怖がらせないように練習させます。そして褒める!「すごいね。自転車乗ることができるね」っと!!
そしてそのうち、補助輪を外し、お母さんの手で自転車を支えてあげて練習させます。「お母さんの手で補助しているから大丈夫だよ」と。「ほら1メートル進むことができたよ、すごいね、じゃあもう1メートルやってみよか」
そしてそのうちに、子供はお母さんの補助の手なしで自転車に乗ることができます。
これに犬の躾も似ているような気がしますね。ときに失敗してしまうこともあるかもしれません。しかし、乗れないことを叱るのではなく、一緒に正しい動作を身につけさせてあげる。このようなスタンスが必要だと思います。
ワンちゃんと楽しんで生活したいものですね(^^)/
今日はここまで!本日もお読みいただきありがとうございました!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪